<ドル円>
先週のレンジ予想は106.5〜109 先週の値動き107.46〜108.85
先週はフランス、オランダでEU憲法批准が否定されたことによりユーロが大きく売られる結果となり、それによってドル円に対してもドルが買われ、年初来の高値108.89に僅か4PIPSに迫る動きをしました。ただ、それでもユーロドルが430PIPS程下落したのに比べるとドル円のドルが買われたのは僅かであり、さらに金曜日には雇用統計の結果が事前予想よりも悪い数字となったため、107.7のサポートを割り込み、安値107.46まで下落する結果となりました。
現在の格通貨の強弱関係はドル>円>ユーロの順となっています。
現在、ユーロドルでユーロが売られているため、その影響でドル円でもドルが買われている状態ですが、今週についてはその要因よりも以下にあげる要因でドルが売られるような気がします。
@ドルに関しては雇用統計の結果が予想よりも悪く、さらに他の経済指標の結果も伸び悩んでおりインフレ懸念が後退して金利打ち止め観が広がりつつある。
A円に関しても人民元の潜在的な売り圧力がある。
Bドル円の109レベルには実需の売りが大量にある。
Cユーロ円以外の他のクロス円についても下値を切り下げつつあり、ドル円の上値を重くする要因になっている。
この事から今週の相場の方向性としては109を目指すよりは、現在の下値のサポート107.2や106.8を割り込み、108.9をトップとするダブルトップの形が完成するのではないでしょうか。
現在の上値抵抗が108.0、108.2、108.5、108.9に存在します。また下値のサポートは107.2、106.8、106.5、106.0、105.2です。
今週の予想レンジは106.0〜108.5とする。
<ユーロ円>
先週のレンジ予想は134〜136.5円、先週の値動き131.65〜135.49
ユーロ円はEU憲法批准が否定された事によりユーロが大きく売られ、1ヶ月続いた134.3〜136.5のレンジを下方ブレイクし安値131.65まで下落する結果となりました。
さらに金曜日の雇用統計が事前予想よりも悪い結果になったにも関わらず、ユーロはドルに対して売れられる結果(発表された瞬間はユーロが買われました)となり今週の安値を更新するほどでした。
先週の初めに以下のコメントをしたとおり相場の流れは当たりましたが値幅については予想以上に下落しました。
「EU憲法批准投票がきっかけで、今週は、1ヶ月続いたレンジをブレイクするのではないかと思う。現在の格通貨の強弱関係がドル>円>ユーロの順となっているのでユーロ円としては下値をブレイクする可能性が高いのではないかと考えています。」
正直、今週の相場の流れを予想するのは難しいです。
現在、ユーロが凄い勢いで売られており、いつ調整局面を迎えてもおかしくない事。
また、雇用統計の結果が事前予想よりも悪かったにも関わらずユーロが再び売られたことは現在のユーロ局面は当分続く可能性が高いと云う事。
以上の事より、ユーロ円は戻り売りを戦略の基本路線として、ユーロ円の調整がどこまで入るかを見極めることが大事なポイントになると考えています。
下値のターゲットは131.60、130.15になると思います。また、133を超えるまでは戻り売りの戦略を有効と考えて望むのが良いのではないでしょうか。
今週の予想レンジは130.2〜133とする。
<ユーロドル>
先週のレンジ予想は1.240〜1.265、先週の値動き1.2159〜1.2544
先週の相場の主役ユーロドルはEU憲法批准が否定された事により、格アラウンドのオプショントリガーがヒットし、水曜日までに安値1.2159まで下落する結果となりました。その後木曜日と金曜日のアジア時間にはユーロの買戻しの調整で1.23を超えましたが、再び雇用統計をきっかにしてユーロが売られる結果となり、1.2234で引けました。
ユーロドルについて、今週の戦略の基本スタンスはユーロ円と同じイメージを持っています。
下値のターゲットは先週の安値1.216と1.210、1.205のアラウンドが意識されると思います。また、上値の調整ポイントは1.234、1.237辺りが意識されると思います。
今週の予想レンジ1.210〜1.235